top of page
  • 執筆者の写真坂口弘行

2020年最後のセンター試験から

新年度の入試改革は、全国の受験生、教育機関に大きな混乱を与え続けています。結局大して変わらないのか、どのようなところに落ち着くのか、今なお不安を抱える新受験生も多いでしょう。


今年のセンター試験では様々な教科でこれまでとは違う傾向がありました。特に数学では過去に類似した問題が無いものが出題され、手が止まってしまった方も多かったと思われます。今年のセンター試験は最後のセンター試験でしたが、共通テストへの流れをつくったものとも捉えられます。第0回共通テストと認識しても良いでしょう。


問題を分析してみると、次年度に向けて色々なメッセージが込められていると感じます。過去に出題されていない問題が出題されたということは、次年度以降も真新しい問題を出題してくる可能性があります。今年のセンター試験の中で、私が個人的にすごく気になった問題がありました。


・数学ⅡB第三問(4)、一般項を3で割った余りを求める


過去にはnを余りで分類して一般項を求める問題はありましたが、ここまで直接的に整数との融合問題を出題したのには驚きました。ⅠAとⅡBの敷居をまたぐ問題は敬遠され続けてきましたが、次年度は2次試験では定番の(確率、整数)+漸化式の類も出題するというメッセージのように感じます。


どのような問題が出てくるか、対策の難しいところではありますが、それは全国の受験生が平等に抱える不安です。捉え方を変えれば真の実力を備えている受験生が極めて優位な状況になりうるとも言えます。短期間で対策が打てないからこそきちんとした日々の学習がとても大切です。


飯田塾 代表 坂口弘行



閲覧数:103回0件のコメント

最新記事

すべて表示

事実

2025年受験の高卒コースの募集を開始しました。 新課程に変わることへの不安があり浪人を避けようとする方、再来年より始まる3人兄弟以上の家庭向け大学授業料無償化があり、あえて受験を一年遅らせる方、今年は人それぞれに事情が違うと思います。 受験結果に満足できず浪人しようか進学しようか悩んでいる、そういった相談が少なからずあります。これは、何のために大学に行くのか、その疑問とも関連してきます。 将来の

2024年共通テスト

今週末に共通テストが行われます。 正月に能登半島で大きな地震があり、想定外の形で受験を迎えてしまう方もおられるかとは思います。無事に行われることをただ祈ります。 受験生の皆様へ、注意点を一つだけ 「初日終了時に、絶対に答え合わせをしないこと」 これは良く言われることですが、なぜでしょうか。 理由は簡単です。利点が何もありません。もしも答え合わせをし、 想定した点数よりも低かった場合、どうしますか?

2025年度入試、大丈夫ですか?

2025年度の入学試験(現高校2年生からが対象)から、変更点がいくつかあります。 例えば、共通テスト(数学)は以下のように変更となります。 ・数学ⅡBC からの出題、時間は70分に変更 ベクトル、統計的推測、数列、複素数平面、から二問を選択 必須問題は変わらず ・数学ⅠA 選択問題なし、 数学と人間の活動(旧整数の性質)は出題されず 統計的推測は、データの分析の発展内容です。国公立2次試験、私立の

Комментарии


bottom of page